Japan MDC 役員紹介

代表社員 滿田邦彦

滿田は1975年東海大学工学部応用物理学科在籍中に単独で渡仏。1977年サハラ砂漠をヒッチハイクで縦断し、1979年ヨーロッパ最高峰であるモンブラン(4,809m)単独登頂。その後、125ccのヤマハバイクでアフリカ モロッコまで走破した。1980年~1982年アフリカ アルジェリアで川崎重工業および伊藤忠商事とのプラント工場にて、フランス語の通訳の仕事に就いていたが、父親が肝臓がんで他界したことをきっかけに医療業界の仕事に就くことに心を決めた。

以下は、彼の医療業界における経歴である。

1989年:フランスの体外衝撃波結石破砕装置の製造メーカーであるEDAP Technomed社の国内総代理店である日本ユーロテック社に入社。当初はエンジニアとして働き始める。しかし、彼は電子基板を単純に取り換えるだけの仕事に対して、エンジニアという肩書を嫌い自称「チェンジニア」と名乗った。入社3年目にして念願の営業職に就き、以降初年度から米国医療機器企業にヘッドハンティングされるまでの4年間はトップセールスマンとして活躍する。

1996年:米国Boston Scientific社の日本法人の泌尿器科部門のマーケティング課長として入社。1997年に一切の業務責任者である事業部長に就任。

1999年:医療レーザー業界トップクラスのシェアを持つルミナス社(イスラエル)の日本法人(株式会社日本ルミナス)の副社長に就任。

2001年:株式会社日本ルミナスの代表取締役に就任。

2003年:医療機器の薬事コンサルティング法人であるJapan MDC, LLC(米国法人)を設立。医療機器製造販売業の許可を取得し、医療機器の開発および薬事承認取得に係るコンサルティング業務全般を担う。

2015年:Japan MDC合同会社を設立。代表社員としてLLCの業務を引き継ぐ。

彼の持ち味は他にはないクリエイティブなマーケティング能力だ。持前のマーケティングセンスと営業戦略でフランスの大型医療機器ESWLのトップセールスマンとして年間10億円以上の売り上げ実績を2年間続けた。

株式会社日本ルミナス(元イーエスシー・ジャパン株式会社)では、当初3名の従業員からスタートしたが、IPL技術を用いた若返り術「フォトフェイシャル」を東京女子医大若松信吾名誉教授と共同開発し、独時のマーケティング戦略により急速に売上を伸ばし、2年後には165名までの社員を抱えるほどに急成長させた実績がある。

また、2001年9月11日の世界同時テロ事件の際に一旦86%まで落ち込んだ売り上げを、独自のマーケティング戦略をもとに次の4半期には118%にまで成長させた。このときの彼の戦略を競合他社が取り入れることにより業界の活性化に大いに貢献した。

滿田がJapan MDCを設立した大きな動機は、他の先進諸国と比較して日本の医療システムは後進国であるということを過去14年間における医療とのかかわりあいで実感したことだ。 滿田の日本の医療貢献に対する姿勢はストイックなものがある。 顧客が抱えている問題を顧客の側面に立って直向きに解決していく姿勢は、まさに「諸行無常」としての彼の生き方でもある。

滿田邦彦 職歴

1980-1982年 川崎重工業株式会社
アルジェリア民主人民共和国におけるフランス語通訳
1983-1987年 有限会社アートサプライ
教育ソフト開発事業部 チーフエンジニア
1989-1996年 日本ユーロテック株式会社
ESWL事業部 技術部主任
ESWL事業部 営業次長
1996-1999年 ボストン・サイエンティフィック・ジャパン株式会社
ウロロジー事業部 マーケティング課長
ウロロジー事業部 営業・マーケティング部長
1999-2001年 イーエスシー・シャープラン・ジャパン株式会社
営業・マーケティング事業部 統括部長
2001-2003年 株式会社日本ルミナス(元イーエスシー・ジャパン)
代表取締役
2003-2018 Japan MDC,LLC
日本における代表者
2015-現 Japan MDC合同会社
代表社員

滿田邦彦 講演活動

2004年6月13日 「最新医療セミナー:メディカルスパとマーケティング」
 メディカル コア社
2004年9月5日 「メディカルスパ経営の為のマーケティング戦略」
 メディカルビュ ーティフォーラム
2004年11月28日 「メディカルスパの為の法律とサービスと戦略1」
 JMDC
2005年1月23日 「メディカルスパの為の法律とサービスと戦略2」
 JMDC
2005年6月6日 「エステサロン経営と薬事法・医師法」
 美容機器安全普及会
2006年1月19日 「皮膚科診療と患者満足度」
 神奈川県皮膚科医会産業医委員会
2007年1月31日 「美容皮膚科ビジネスとマーケティング」
 日本美容皮膚研究会
2007年5月13日 「薬事法と個人輸入による臨床」
 日本先進医療研究会
2008年2月27日 「レーザー/ホワイトライトの基礎と安全性」
 美容機器安全普及会
2011年8月6日 「皮膚科診療経営の行方―光と影」
 城東皮膚科女医会
2013年3月22日 「人と仕事と人生と」
 日本美容皮膚研究会

滿田邦彦 著作活動

  • 「看護師、コメディカルのための レーザー・ホワイトライトを用いた施術」共著
    監修: 石橋康正 /東京大学名誉教授、本田光芳 /日本医科大学名誉教授
    発行:国際商業出版株式会社
  • "Market Report, Medical Device Market Japan 2007"
    企画・編集:スイス大使館 スイスビジネスハブ
    発行:OSEC Business network Switzerland
  • 「医療機器のグローバル開発をふまえた臨床開発・申請・保険適応 技術書」
    第9章 医療機器の戦略的な国内保険適応申請
    企画・発行:技術情報協会
  • "Japan Medical Device Market and Regulatory Report 2012"
    企画・編集・発行:Japan MDC, LLC
  • "The Japan Medical Device Market and Regulatory Report"
    企画・編集・発行:Japan MDC, LLC

業務執行役員 薬事事業部長 松永 信子

松永がJapan MDCを滿田とともに設立する以前は、国内企業および外資系企業にて医療機器の薬事申請実務に約10年間携わっていた。

2003年にJapan MDCの取締役薬事事業部長に就任して以来、コンサルタントとして様々な医療機器の薬事申請業務および治験コーディネイト業務を経験習得している。

特に医療機器は医薬品と異なり、様々なエネルギーや物質材料等から構成されているために、 豊富な知識と経験およびフレキシビリティが要求される。

松永は自身が持つ豊富な経験をもとに、お客さまが抱えているあらゆる問題に対して親身に応え ることを信条としている。 そのため、薬事スペシャリストとしての信頼は国内外から非常に高い評価を得 ている。

また、現在欧州ビジネス協会における医療機器委員、薬事小委員会の委員を務め、特に厚生労働省が中心になって行っている「合同作業部会」(厚生労働省+PMDA+医療機器業界)のワーキング7の委員も務めており、積極的に日本の薬事改革にも参画している。
さらに、国内外のセミナーにおける講師業も精力的に熟し日本における最も信頼おける数少ない医療機器の薬事専門家の一人でもある。

松永信子 講演活動

2006年1月16日 "Japan’s New Medical Device Law"
 Clinical Device Group, Inc (USA)
2006年7月11日 "GCP and Japanese specific requirements for clinical trial"
 Clinical Device Group, Inc (USA)
2007年9月10日 "Conducting Clinical Evaluation in Japan"
 London, UK
2009年1月14日 "Revision of Japan's GCP Regulations"
 Clinical Device Group, Inc (USA)
2009年9月1日 "Workshop, Regulatory Challenges in the JapaneseMedical Device Market"
 Zurich, OSEC (Switzerland)

松永信子 著作活動

  • "Market Report, Medical Device Market Japan 2007"
    企画・編集:スイス大使館 スイスビジネスハブ
    発行:OSEC Business network Switzerland
  • "The Japan Medical Device Market and Regulatory Report"
    企画・編集・発行:Japan MDC, LLC

Japan MDCは、皆様が抱えられている様々な問題に対して、親身なるサービスおよびサポートを行っている医療機器のトータル・コンサルティング会社です。 是非お気軽にお問い合わせください。

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